本日のマザーズ先物は、前日の米国株の急落などを映して売りが優勢となり、大幅に続落して始まりそうだ。前日の米国市場は、米景気の先行きに対する警戒感が強まったことなどからNYダウが1861ドル安と過去4番目の下げとなったほか、欧州市場も続落した。シカゴの日経225先物も22000円の大台を割り込んで終了しており、市場では
「世界的なリスクオフの流れが波及し、マザーズ先物にも売りが優勢となりそうだ」との声が聞かれた。東京市場は、経済活動の早期正常化に対する期待感などを背景に上昇し続けていた。調整らしい調整場面がなく、相場の戻りが急激だっただけに、
「当然の調整局面だ」と声も聞かれる。また、政府が打ち出した財政、金融政策の効果も期待されるだけに、「相場の中期的な上昇トレンドが終わったわけではない」との指摘もある。上値のメドは960.0pt、下値のメドは920.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米国株の急落で大幅続落か