全米不動産業者協会(NAR)が発表した4月の中古住宅販売成約指数は前月比‐21.8%となった。3月-20.8%から改善予想に反して一段と低下し、2010年5月来で最大の下落率となった。新型ウイルスパンデミックの影響で一段と活動が鈍化した。

予想外に悪化した結果に失望し米国債相場は上昇。米10年債利回りは0.71%から0.69%まで低下、ドルも続落となった。ドル・円は107円82銭の高値から107円67銭まで下落、ユーロ・ドルは1.0992ドルから1.1057ドルまで上昇し3月30日来の高値を更新した。

【経済指標】
・米・4月中古住宅販売成約指数:前月比‐21.8%(予想:-17.3%、3月:-20.8%)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米4月中古住宅販売成約指数、予想外に低下、ドル続落