27日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円95銭まで上昇後、107円65銭まで下落して引けた。欧州や日本の追加財政措置への期待に世界経済の見通しが改善しリスク選好の円売りが優勢となったほか、米5月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回りドル買いが優勢となった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁がイールドカーブコントロールに関して言及すると利回りが伸び悩み、ドル買いも一段落した。




ユーロ・ドルは1.1021ドルから1.0955ドルまで下落して引けた。

ユーロ・円は118円85銭から118円14銭まで下落。政府が香港の自治失われたと公式判断を下すとリスク選好の動きが後退。


ポンド・ドルは1.2313ドルから1.2206ドルまで下落。英国と欧州連合(EU)の貿易協議が難航しているほか英国中銀の追加緩和策の思惑にポンド売りが優勢となった。


ドル・スイスは0.9721フランから0.9678フランまで下落した。


[経済指標]・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:‐27(予想:-40、4月:-53)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 5月27日のNY為替概況