欧州市場でドル・円は一時106円96銭まで下落。政府が39県の緊急事態宣言を解除する方針と伝えられたのをきっかけに、ドル売り・円買いが強まった。その後ドルは値を戻す展開。欧州株の全面安で円買いに振れやすい半面、米ダウ先物のプラス圏推移でドルは売りづらい。


一方、18時に発表されたユーロ圏の鉱工業生産は大幅に悪化したが、ほぼ想定通りで反応は限定的。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円96銭から107円05銭、ユーロ・円は115円94銭から116円08銭、ユーロ・ドルは1.0835ドルから1.0845ドル。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は一時106円台、米ダウ先物はプラスに浮上