NY外為市場では原油安への懸念が根強くリスク回避の動きが優勢となった。ドル・円は107円83銭の高値から107円53銭まで下落。ユーロ・円は117円16銭の高値から116円80銭まで反落した。ユーロ・ドルは1.0850−55ドルで底堅い。

トランプ大統領が石油・ガス会社の資金援助計画、策定を指示したほか、石油輸出国機構(OPEC)が追加減産も検討するとの報道に本日期日を迎えるNY原油先物の5月限は20日にマイナス圏で取引を終えたのち、プラスに転じたものの、6月限は依然、安値圏で上値の重い展開となった。

ダウ平均株価は一時700ドル超下落。米10年債利回りは0.54%まで低下し、3月9日来の過去最低水準で推移した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、原油安への懸念が払しょくできず、ダウ一時700ドル超安