14日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円45銭から106円98銭まで下落して107円21銭で引けた。ドル資金調達市場のひっ迫を緩和する目的の米連邦準備制度理事会(FRB)による措置で、米債利回りが低下。ドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0950ドルから1.0987ドルまで上昇して1.0982ドルで引けた。ユーロ・円は117円82銭から、117円31銭まで下落。国際通貨基金(IMF)による世界経済成長見通しの大幅下方修正でリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2554ドルから1.2648ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9624フランから0.9596フランへ下落した。



<MK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利低下でドル売り強まる