10日午前の東京市場でドル・円は108円50銭台で推移し、やや下げ渋る展開。日本時間午前10時30分発表の3月の中国消費者物価指数は前年比+4.3%で市場予想を下回ったが、インフレ鈍化は主要国共通の傾向であることから、現時点では材料視されていないようだ。中国本土株式の動向を見極めていく展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円43銭から108円59銭、ユーロ・円は118円41銭から118円68銭、ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0936ドル。

■今後のポイント
・欧米の景気後退懸念
・米国の無制限量的緩和
・主要国の財政出動期待



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円台半ばで推移、中国本土株式の動向を注視する展開