10日午前の東京市場でドル・円は108円50銭台で推移し、下げ渋る展開。本日は欧米主要市場が休場となるため、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられている。日経平均は小幅安で推移しているが、中国本土株式が底堅い動きを見せた場合、ドル・円は108円台前半で下げ渋る可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円43銭から108円59銭、ユーロ・円は118円41銭から118円68銭、ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0936ドル。

■今後のポイント
・欧米の景気後退懸念
・米国の無制限量的緩和
・主要国の財政出動期待



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円台半ばで推移、やや下げ渋る展開