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NY外為市場では米国のトランプ大統領やクドロー国家経済会議(NEC)委員長の発言後、ドル売りやリスク回避の円買いが一段落した。
ドル円は105円01銭から105円73銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1355ドルから1.1288ドルまで下落した。ユ—ロ円は119円01銭から119円42銭まで上昇した。
トランプ大統領は「米2月雇用統計は信じがたいほど素晴らしい結果」とし、米国経済が「強い」と強調。米国での新型肺炎拡大も制御可能だとしている。クドローNEC委員長もメディアインタビューで、新型肺炎により一時的な成長減速はやむを得ないが、状況は2008年の金融危機とは相違していると主張。さらに、新型肺炎により特別に大きな被害を受けるとされる中小企業や航空会社などを支援するマイクロ支援策を政府が検討していることを明らかにした。、
一時900ドル近く下落していたダウ平均株価は下げ幅を縮小し、500ドル安で推移した。米10年債利回りは過去最低水準の0.66%から0.79%まで上昇した。
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