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財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で3日に電話会談を開催することが報じられると、各国による協調政策への期待感から、NYダウは1293ドル高と過去最大の上げ幅を記録した。これを受けて225先物も上昇して始まったが、新型コロナウィルスの実体経済への影響が見極められず、上値が重くなっていると、その後一部メディアが「現時点では、協調利下げなどの政策対応は盛り込まない方向で調整している」と報じたことで、協調政策への期待感が急速にしぼみ、225先物は下落に転じていった。こうした225先物の動きに伴う形で、日経VIは低下して始まった後、次第に下げ幅を縮小していく展開となった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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