NY外為市場でドル・円は心理的な節目である110円を割り込み109円89銭まで下落した。追加利下げ観測に伴うドル売りや株安に連れたリスク回避の円買いが加速。米国内での新たな感染拡大が米国経済の成長を一段と抑制すると警戒されている。

ダウ平均株価は900ドル超安。重要な節目である200日移動平均水準の27230ドルも下回ったため、売りが加速。米国の10年債利回りも1.305%と過去最低を記録した。

米国のトランプ政権はいまのところ米国内での新型肺炎の感染が制御されているとしているののの、米疾病対策センター(CDC)や米保健社会福祉省(HHS)アザー米厚生長官は「米国で新たに新型肺炎の感染が拡大する可能性がある」と警告。潜在的なパンデミックに備えているとした。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円109円台、ダウ200DMA割り込む、900ドル超安で