5日の米国市場ではNYダウが483.22ドル高の29290.85、ナスダック総合指数が40.71pt高の9508.68と買われ、シカゴ日経225先物が大阪日中比330円高の23690円と大幅高。6日早朝の為替は1ドル=109円70-80銭(昨日大引け時点は109.43円付近)。本日の東京市場は、中国の大学が新型コロナウイルスによる肺炎に効果的な治療薬を発見したとの報道や良好な経済指標を受けた米国株高による地合い改善を受けて、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>など日経平均の高構成比銘柄を中心に値上がりが予想される。また、昨日利益確定売りに押されたソニー<6758>や村田製<6981>などの電子部品株も押し目買いで反発が期待できよう。ただ、新型肺炎関連では、感染者数の拡大には依然として歯止めが掛かっておらず、資生堂<4911>やANA<9202>などは上値が重くなろう。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたキッコーマン<2801>、MonotaRO<3064>、日曹達<4041>、武田<4502>、CTC<4739>、横河ブHD<5911>、ソニー<6758>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>、新光電工<6967>、三井物<8031>、日本ユニシス<8056>、東ガス<9531>、NTTデータ<9613>、カプコン<9697>などに注目。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:キッコーマンやソニーに注目