NY原油先物は反発(NYMEX原油12月限終値:57.11↑1.90)。55.64ドルから57.25ドルまで上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)で、原油在庫の増加幅が前日発表の民間統計(全米石油協会API)を大きく下回ったことや、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が大幅に減少したことから、買い戻しが強まった。ロシアのプーチン大統領が「OPECと目標を共有している」と述べ、協調減産に協力する姿勢を示したことも好感されたとみられる。21日から取引の中心となる1月限は57.01ドルで引けた(前日比1.66ドル高)。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反発で57.11ドル、米在庫統計やプーチン発言受けて買い広がる