29日の米国市場はNYダウが19.26ドル安の27071.46、ナスダック総合指数が49.13pt安の8276.85と下げ、シカゴ日経225先物が大阪日中比40円安の22930円と小幅安。30日早朝の為替は1ドル=108円80-90銭(29日大引け時点は108.98銭付近)と小幅円高。本日の東京市場は米ハイテク株安を受けて、村田製<6981>、信越化<4063>、日東電工<6988>など昨日買われた銘柄を中心に利益確定売りが優勢となりそうだ。一方、昨日大引け後に9月中間期の純損益の黒字転換を発表した野村<8604>など好業績銘柄は個別に買いを集め、新工場建設が報じられたソニー<6758>も商いが膨らみそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された東洋水産<2875>、オービック<4684>、スズキ<7269>、キヤノンMJ<8060>などに注目。

<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:オービックやスズキに注目