18日の米国市場は、NYダウが36.28ドル高の27147.08、ナスダック総合指数が8.62pt安の8177.39と高安まちまちで終え、シカゴ日経225先物は大阪日中比110円高の21910円としっかり。19日早朝の為替は1ドル=108円40銭台と、昨日の大引け時点比で約20銭の円安。本日の東京市場では、円相場の軟化を好感してトヨタ<7203>、ホンダ<7267>、任天堂<7974>、ソニー<6758>など輸出株が総じて買われよう。ただ、日経平均が昨日11営業日ぶりに下落したものの、過熱感が依然として強いため、ファーストリテ<9983>など日経平均の高構成比銘柄を中心に上値は重くなると予想される。また、米原油先物の続落からJAL<9201>、ANA<9202>は買い戻され、国際帝石<1605>や三井物<8031>
は引き続き利益確定売りに押される展開となろう。米長期金利の低下から三菱UFJ<8306>などの大手金融株も緩みそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された積水ハウス<1928>、カカクコム<2371>、ツルハHD<3391>、信越化<4063>、しまむら<8227>、ニトリHD<9843>などに注目。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:積水ハウスやカカクコムに注目