12日の日経平均は8営業日続伸した。7月高値を上回る21825.92円まで上昇し、5月7日
安値21875.11円を上端とするマド埋めを開始した。ただ、ローソク足が連騰後の十字足を形成したほか、25日線との上方乖離率が4.81%に拡大したため、明日の反落リスクにも留意したい。一目均衡表では、日足ベースでは株価が雲上限を上放れたほか、
転換線と基準線がともに上向きをキープし、3役好転後の買い手優位が顕著になった。
週足ベースでは株価が雲上限を突破し、こちらも強気側へ傾いた。ボリンジャーバンドでは、+3σをやや下回る位置で推移し、上値拡張を示唆。RSI(14日ベース)は75.43%(昨日73.68%)と、過熱圏入りの目安とされる80%に向かう上昇トレンドが続いた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:8日続伸、7月高値抜いてマド埋め開始