17日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の883.0ptと小反落して終了した。高値は885.0pt、安値は874.0pt、取引高は958枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や日経平均の値下がりを映して、買い見送り気分が広がった。また、今月末にかけて本格化する主力企業の2019年4-6月期決算発表を控え、積極的な売買を手がける向きは限られ、全般は狭い値幅での推移となった。こうしたなか、好決算銘柄や投資判断の見直しなど個別に材料のある銘柄を中心に個人投資家による値幅取りの動きが強まった程度で、マザーズ先物を大きく押し上げるには至らなかった。個別では、第三者割当による新株予約権を発行し需給悪化懸念が台頭したモブキャス<3664>が15%安となったほか、前日の決算発表が嫌気されたTKP<3479>やマネーフォワード<3994>が売られた。

<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:小反落、新規材料難からレンジ内での推移