4日のマザーズ先物は前日比7.0pt高の905.0ptと小反発して終了した。高値は905.0pt、安値は895.0pt、取引高は946枚。

本日のマザーズ先物は、前日の米国株の上昇を映して、日経平均も反発した流れを背景に、投資家心理が幾分改善し、マザーズ先物にも買いが波及した。また、マザーズ市場では、メルカリ<4385>やPKSHA<3993>、サンバイオ<4592>といった指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が値を上げたこともマザーズ先物高につながったとみられる。ただ、今夜の米国市場が休場なうえ、5月の米雇用統計の発表も控えているだけに、積極的に売り買いをこなす向きは少なく、全般は狭いレンジ内での動きにとどまった。本日のマザーズ市場は、業績予想を上方修正したアクトコール<6064>が前日比300円(+25.30%)高の1486円とストップ高まで買われたのを始め、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まったアクセルM<3624>
も前日比100円(+16.21%)高721円と制限値幅いっぱいまで買い進まれた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:小幅に反発、米国株高を受けて買い波及(2019年7月4日)