10日の米国長期債相場は弱含み。米国が2000億ドル規模の関税引き上げを発表、世界経済悪化懸念にリスク回避の動きが先行した。ただ、米中協議が終了し、両国の閣僚やトランプ大統領が協議が「建設的だった」とし、合意がなかったものの決裂を回避、交渉が継続することが明らかになったため、安心感からリスク選好の動きが再燃した。2年債利回りは2.27%(前日比:+1bp)、10年債利回りは2.47%(同比:+3bp)、30年債利回りは2.89%(同比:+3bp)で取引を終えた。 <TN>
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