18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円59銭から111円30銭まで下落した。予想を下回った米3月NAHB住宅市場指数に失望したドル売りやハト派連邦公開市場委員会(FOMC)を織り込むドル売りが優勢になったほか、英国の合意ない欧州連合(EU)離脱への警戒感が強まりリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1359ドルまで上昇後、1.1325ドルまで下落した。

ユーロ・円は、126円69銭まで上昇後、126円15銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3272ドルから1.3185ドルまで下落した。英国メイ首相のEU離脱期日延期を含めた離脱協定案を巡る3度目の採決に関し、下院議長が「一度否決された離脱協定案を採決することは不可能」との判断を下し、合意ない離脱への警戒感が増した。

ドル・スイスは、1.0000フランから1.0020フランまで上昇した。

[経済指標]・米・3月NAHB住宅市場指数:62(予想:63、2月:62)

    
   

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月18日のNY為替概況