13日午前の東京市場でドル・円は弱含み。今朝発表された日本の機械受注が低調な内容となり、株安・円高に振れドルは111円10銭台に軟化した。

ドル・円は、111円半ば付近で寄り付いた後、今晩の英国に合意なき欧州連合(EU)離脱への懸念から円買いが先行。また、日本の機械受注が前月比-5.4%と予想を大きく下振れ、日経平均株価の下げ幅拡大で円買いが強まった。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先も日本株安継続を警戒した円買いが観測される。上海総合指数の大幅安も円買いを支援。また、欧米株式先物も軟調地合いに振れており、株安・円高基調に振れやすいだろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円17銭から111円38銭、ユーロ・円は125円49銭から125円73銭、ユーロ・ドルは1.1285ドルから1.1290ドルで推移した。

【要人発言】

・マース独外相
「17日以内に秩序なき離脱を避けることはまだ可能」

【経済指標】
・日・2月企業物価指数:前年比+0.8%(予想:+0.7%、1月:+0.6%)
・日・1月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比-5.4%(予想:-1.5%、12月:-0.1%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は安値もみ合い、日本株安継続に警戒感