12日午前の東京市場でドル・円は110円50銭近辺で推移し、もみ合う展開。日本銀行は12日午前、10年超25年以下の年限における国債買い入れ額を前回の2000億円から1800億円に減額すると通知した。国債買い入れ額の減額は円買い材料となるが、日経平均株価は380円高で推移しており、株高はしばらく持続する可能性があるため、リスク選好的なドル買いは縮小していないようだ。ここまでのドル・円は110円35銭から110円54銭で推移。
・ユーロ・円は、124円45銭から124円68銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1280ドルで推移

■今後のポイント
・109円台半ば近辺が目先における下値目途に
・米中貿易協議進展への期待でリスク回避のドル売り抑制も
・米利下げ停止の可能性は織り込み済み

・NY原油先物(時間外取引):高値52.54ドル 安値52.29ドル 直近値52.48ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円50銭近辺、日経平均株価は一段高