11日の米国市場はNYダウが53.22ドル安の25053.11、ナスダック総合指数は9.71pt高の7307.91とまちまち。シカゴ日経225先物は大阪比160円高の20450円。本日早朝の為替は1ドル=110円30銭台と、先週末大引け時点より約60銭の円安。本日の東京市場は円安を背景に3連休前に売られた電機や自動車など輸出関連銘柄の反発が予想される。短期筋の売買に振らされやすい任天堂<7974>やキーエンス<6861>の上昇幅が拡大すれば、輸出株全体に買い安心感が広がり、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>といった他の大型銘柄も値戻しが期待できよう。なお、新興市場は先週末に反落して引けたサンバイオ<4592>が注目される。3連休明けで買い戻しが入りやすく、前週末の下落分170円を埋めて上げていけば、市場全体のムードが好転しよう。一方、強気の投資判断が観測されたプレサンス<3254>、スシローGHD<3563>、花王<4452>、共英製鋼<5440>、SUBARU<7270>、ヤマトHD<9064>、日立物流<9086>、SCSK
<9719>、トラスコ中山 <9830>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:花王やSCSKに注目