11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円20銭から110円47銭まで上昇し、110円40銭で引けた。米中貿易協議再開への期待に米債利回り上昇に伴うドル買い・円売りが優勢となった。同時に、再度、米国政府機関が閉鎖するリスクに直面したため伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1315ドルから1.1267ドルまで下落し1.1280ドルで引けた。域内経済の成長減速懸念に加えて、5月の欧州議会選挙を控えて反欧州連合(EU)派が勢力を強めているとの報告を警戒し、ユーロ売りに拍車がかかった。

ユーロ・円は、124円88銭まで上昇後、124円42銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.2914ドルから1.2845ドルまで下落した。予想を下回った英国の国内総生産(GDP)を嫌気したポンド売りが加速した。

ドル・スイスは、1.0032フランから1.0054フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月11日のNY為替概況