7日のロンドン外為市場では、ドル・円は109円80銭から110円09銭で推移した。ユーロ売りをきっかけにドル買いが先行した後、欧州株安、米株先物下落、米10年債利回り低下を受けてドル売り、円買いに転じた。

 ユーロ・ドルは1.1357ドルから1.1325ドルまで下落。ドイツの12月鉱工業生産の落ち込みに続いて、欧州委員会がユーロ圏の成長見通しを下方修正したことから、ユーロ売りが進んだ。ユーロ・円は124円95銭に反発後、124円38銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2916ドルから1.2890ドルまで下落。英住宅価格の下落を受けてポンド売りになった。ドル・スイスフランは1.0018フランから1.0029フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は109円80銭から110円09銭で推移