25日のマザーズ先物は前日比16.0pt高の960.0ptと大幅に3日続伸して取引を終えた。高値は961.0pt、安値は938.0pt、取引高は3041枚。

本日のマザーズ先物は大幅に3日続伸して引けた。24日の米ハイテク関連銘柄の上昇を映して、テクノロジー関連銘柄の多いマザーズ市場は朝安で始まったものの次第に買いが優勢となった。また、サイバーダイン<7779>やサンバイオ<4592>、メルカリ<4385>といった指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄が上伸したこともマザーズ先物高に寄与したとみられる。来週は米中閣僚級の通商協議が行われ、外部環境の先行き不透明感が後退するのか気掛かりなうえ、国内でも主要企業の昨年10-12月期決算の発表が本格化するだけに、市場では「個人投資家はひとまず新興市場銘柄に投資資金を振り向けているだけに過ぎない」との冷静な声も聞かれた。

本日のマザーズ市場では、業績予想を上方修正したユーザベース<3966>や中国の大手カーナビ開発メーカーが映像受信用半導体を採用したテックポイント<6697>がストップ高まで買われた。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅に3日続伸、米ハイテク株高を映して買いが先行