15日のマザーズ先物は前週末比23.0pt高の901.0ptと大幅続伸し、昨年12月17日以来およそ1カ月ぶりに900.0pt台を回復して取引を終えた。高値は905.0pt、安値は873.0pt、取引高は2212枚。

本日のマザーズ先物は大幅続伸して引けた。14日の米国株の下落を受けて日経平均が反落して始まったことから、マザーズ先物もやや売りが先行した。その後、円相場の弱含みなどを背景に日経平均がプラスへ転じると、マザーズ先物にも買い戻しの動きが波及し、昨年12月17日以来およそ1カ月ぶりに節目の900pt台を回復した。サンバイオ<4592>やメルカリ<4385>、ミクシィ<2121>といった指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄が堅調な展開となり、好業績銘柄などを物色する動きが強まったこともマザーズ先物にプラスに働いた。

本日のマザーズ市場では、今期大幅増益見通しを示したフィルカンパニー<3267>、第1四半期決算や株式分割の実施が好感された農業総合研究所<3541>、第3四半期決算が大幅な増益となったロゼッタ<6182>がいずれもストップ高水準まで買い進まれた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅続伸、日経平均のプラス転換など追い風に900pt台回復