17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円27銭から112円68銭まで下落し、112円85銭で引けた。FOMCを今週に控え、トランプ米大統領が追加利上げに関して再びFRBに警告したほか、米国の12月NY連銀製造業景気指数やNAHB住宅市場指数が予想を下回ったため、米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。世界経済の成長減速懸念に連れたリスク回避の円買いも加速。

ユーロ・ドルは、1.1330ドルから1.1358ドルまで上昇し、1.1346ドルで引けた。ユーロ・円は、128円48銭から127円87銭まで下落。株安を嫌ったリスク回避の円買いが加速した。ポンド・ドルは、1.2593ドルまで下落後、1.2634ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9917フランまで下落後、0.9945フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル・円は一時112円68銭、米経済指標悪化や株安を受けてリスク回避のドル売り優勢