26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円22銭から113円65銭まで上昇し、113円60銭で引けた。米国の年末商戦が好調との期待が広がり、ドル買いやリスク選好の円売りが優勢と
なった。

ユーロ・ドルは、1.1376ドルから1.1325ドルまで下落し、1.1327ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がEU議会証言で、景気に慎重な見通しを示し、依然、大規模な金融緩和が必要との見解を示したことから、欧米金利差の拡大観測にユーロ売り、ドル買いが強まった。ユーロ・円は、欧米株高を意識して128円58銭から128円87銭まで買われた。ポンド・ドルは、1.2864ドルから1.2805ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9967フランから0.9993フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米年末商戦好調との見方でドル買い強まる