NY原油先物は反発(NYMEX原油1月限終値:54.63↑1.20)。53.97ドルを安値に55.86ドルまで上昇した。前日のNY通常取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が減少したことを材料に買い戻しが先行。一方、本日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、原油在庫が予想を上回る増加となり、一時売りが強まった。しかし、欧州株、米国株の反発を好感して需要縮小懸念の後退による買いが盛り返し、その後は買い戻しが一段と進んだ。

<CS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反発で54.63ドル、在庫増も株高で需要懸念後退し買い勝る