米国株見通し：中間選挙で最悪の結果回避の見方から買い優勢か

S&P500先物　 　 　 　2779.00（+20.00）　（18:05現在）
ナスダック100先物　　7096.75（+80.25）　（18:05現在）

　18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は前日比150ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.30ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、7日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。

　米国の中間選挙の開票で、上院は共和党が過半数維持、下院は民主党が過半数奪還という大方の予想通りの結果となった。ねじれ議会になるわけだが、トランプ政権にとっては民主が両院を奪還する最悪のケースが回避され、市場では歴史的統計からはかえって株式相場にプラスに反応する確率が高いとの見方もあり、買いが優勢になりそうだ。NY原油先物は、世界的な供給懸念後退や米国の在庫増予想から軟調推移の継続が見込まれる。

　本日発表となる米経済指標は特にない。決算発表は、21世紀フォックス、グルーポン、トリップアドバイザー、ロク、クアルコムなどがある。



＜KK＞