7日の日経平均は反落。ローソク足は長い上ひげを伴う陰線を引き、ザラ場安値は節目の22000円を下回り6日ぶりに5日線割れとなった。いずれも下降中の25日線と200日線のデッドクロスが迫ったこともあり、10月26日を直近底値とする戻り局面の終了と大幅リバウンド後の反動安が警戒される。ボリンジャーバンドでは、日々線は一時+1σに向かって上昇したが、終値では中心線を下回り、上値の重さを示した。一目均衡表では転換線が上向いたが、日々線は雲下にとどまり、株価下方にある遅行線の弱気シグナル継続など売り手優位の形勢は変わらずとなっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、25日・200日デッドクロス接近