13日午前の東京市場でドル・円は111円40銭近辺で推移。日経平均は220円高で推移しており、株高を意識したドル買いが観測されている。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。12日発表された8月米生産者物価コア指数は市場予想を下回ったものの、良好な米国経済を意識して、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。ここまでのドル・円は111円17銭から111円43銭で推移。
・ユーロ・円は、129円26銭から129円66銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1625ドルから1.1636ドルで推移

■今後のポイント
・米下院共和党による新たな減税案への期待
・日米貿易協議への警戒感でリスク選好のドル買いは抑制される可能性
・112円-114円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値70.28ドル 安値70.16ドル 直近値70.17ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株高持続でドル・円は111円43銭まで買われる