<円債市場>
長期国債先物2018年9月限
寄付150円95銭 高値150円97銭 安値150円91銭 引け150円92銭
売買高総計22752枚

2年 390回 -0.135%
5年 135回 -0.110%
10年 351回  0.035%
20年 164回  0.480%

債券先物9月限は、150円95銭で取引を開始。米トランプ政権が「追加で2000億ドル相当の中国製品(6031品目)に10%の関税課す」と発表したことを受けて、買いが先行し、150円97銭まで上げた。その後、翌日に20年債入札を控えるなか、日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が上昇したことが懸念され、売りが優勢になり、150円91銭まで下落した。現物の取引では2年債と10年債が買われ、5年債と20年債が売られた。

<米国債概況>
2年債は2.55%、10年債は2.84%、30年債は2.94%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.36%、英国債は1.28%で推移、オーストラリア10年債は2.61%、NZ10年債は2.84%。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週(前回:-0.5%)
・21:30 米・6月生産者物価指数(前月比予想:+0.2%、5月:+0.5%)
・23:00 米・5月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.5%、速報値:+0.5%)
・23:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)
・00:35 カーニー英中銀総裁講演(米ボストン)
・02:00 米財務省10年債入札(220億ドル、リオープン)
・05:30 ウィリアムズNY連銀総裁が対話集会に出席(ブルックリン)



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 11日の日本国債市場概況:債券先物は150円92銭で終了