25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円69銭から109円37銭まで下落し、109円45銭で引けた。米国のトランプ政権が中国のみならず技術を盗用しようとする諸国に対し、重要な技術を持つ米企業に対する投資や輸出を制限する計画だと報じられたため、貿易摩擦深刻化への警戒感からドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1671ドルまで下落後、1.1713ドルまで上昇し、1.1710ドルで引けた。ドイツのIfo企業景況指数が予想に一致し安心感が広がりユーロの買戻しが優勢となった。

ユーロ・円は、127円86銭から128円28銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.3256ドルから1.3290ドルへ上昇した。

 
 ドル・スイスは、0.9886フランから0.9856フランまで下落した。

 
   【経済指標】・米・5月シカゴ連銀全米活動指数:-0.15(予想:0.30、4月:0.42←0.34)・米・5月新築住宅販売件数:68.9万戸(予想:66.7万戸、4月:64.6万戸←66.2万戸)・米・6月ダラス連銀製造業活動指数:36.5(予想:24.9、5月:26.8)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月25日のNY為替概況