1日の米国市場では、NYダウが219.37ドル高の24635.21、ナスダック総合指数が112.22pt高の7554.33といずれも急反発、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比145円高の22365円。1ドル=109円台半ばの円安もプラス材料となり、本日の東京市場は買いが先行するだろう。ナスダック総合指数やSOX指数の大幅高を受けて、半導体など電子部品関連株を中心に買いが広がりそうだ。米国の輸入関税構想問題を抱える自動車株は戻り待ちの売りが多いとみられ、米金利低下は大手銀行や保険など金融株の上値を抑えそうだ。むしろ、地合いの改善は新興株の方に効果が表れやすく、ジャスダックやマザーズ市場では、業種を問わず値上がりした銘柄に追随買いが集まり、短期的な値幅取りが活発化する展開が予想される。格上げや目標株価の引き上げが観測されているLINK&M<2170>、あらた<2733>、マツモトキヨシ<3088>、プレサンス<3254>、トクヤマ<4043>、日本新薬<4516>、ファンケル<4921>、富士電機
<6504>、日本光電<6849>、太陽誘電<6976>、イズミ<8273>、相鉄HD<9003>、光通信
<9435>、学研HD<9470>、関西電<9503>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:あらたや日本新薬に注目