NY原油先物は反落(NYMEX原油7月限終値:67.04↓1.17)。68.17ドルまで上昇後、66.56ドルまで下落した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫は予想外かつ大幅な減少となり、買いが一時強まった。しかし、原油生産量の拡大が続いていることに着目し、その後売りが優勢になった。

また、米政府の「EU、カナダ、メキシコに鉄鋼・アルミに対する輸入関税を適用する」との発表に対し、EU、カナダ、メキシコが対抗措置を取る方針を表明。世界景気減速による需要後退リスクへの懸念も売りにつながった。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反落で67.04ドル、米国の原油生産量拡大に着目した売り優勢に