29日のマザーズ先物は急反落。前日比20.0pt(-1.73%)安の1135.0ptで取引を終えた。高値は1154.0pt、安値は1126.0pt、売買高は1303枚。本日のマザーズ先物は、欧州不安を警戒したリスク回避の動きが波及し、急反落した。イタリアの政情不安やスペイン政局などの欧州リスクや米長期金利低下など外部環境の先行き不透明感を背景に225先物が下落しているため、マザーズ先物にも売りが波及した。また、円相場が1ドル=108円台に急伸していることも、個人の投資マインドを冷え込ませる要因につながり、買い見送りムードが強まった。個別では、好業績見通しが一部で報じられたみらいワークス<6563>が一時ストップ高まで買われたほか、前日に今回で3回目となる通期業績予想を上方修正したアンビション<3300>が続伸するなど、好業績株の一角への物色に留まった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:急反落、欧州リスク警戒で売りが波及