本日のマザーズ先物は、小幅なレンジでの値動きから抜け出せるのかがポイントとなりそうだ。前日は、円高が進んだことを背景に大型株の一角がさえない展開となるなか、好業績の小型株中心に買いが先行する地合いとなるなど、新興市場も復調の兆候が出始めている。また、7日の米国市場ではハイテク株中心に続伸していることも支援材料になろう。このため、個人投資家による物色対象が主力大型株から中小型株に移れば、マザーズ先物にも好影響を与えるだろう。ただ、これまで通り、主力大型株への買いが続くのであれば、マザーズ先物も狭い値幅での動きを余儀なくされ、動意に乏しい展開が続くとみられる。
本日の上値メドは1150.0pt、下値メドは1135.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:好業績小型株物色や米ハイテク株高などが支援材料に