ドル・円は、欧州市場で106円20銭台でのもみ合い。米中貿易摩擦の激化懸念からドル売り、円買いが継続し、ドル・円は一時105円99銭まで弱含んだ。その後米長期金利の低下が一服したこともあり、ドル・円は下げ渋っているようだ。ただ、米株先物は大幅安で、今晩の米株急落への警戒からドル・円の戻りは限定的となりそうだ。

 なお、17時半に発表された英3月製造業PMIは低調な内容となったが、ポンド売りは小幅にとどまっている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円99銭から106円22銭。ユーロ・円は130円41銭から130円59銭、ユーロ・ドルは1.2288ドルから1.2315ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、一時105円99銭まで下落