26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円92銭から105円43銭まで上昇し105円40銭で引けた。中国の李首相が貿易戦争よりも交渉する意向を見せたほか、ムニューシン米財務長官も関税の免除で中国との合意に注意深く楽観的との見方を示したため、貿易戦争への脅威が緩和。リスク回避の動きが後退した。

ユーロ・ドルは、1.2398ドルから1.2462ドルまで上昇し1.2350ドルで引けた。ドイツ連銀のバイトマン総裁のタカ派発言を受け、金利先高感を背景にしたユーロ買いが再燃した。

ユーロ・円は、130円36銭から131円31銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.4190ドルから1.4245ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9467フランから0.9433フランまで下落した。

  [経済指標]・米・2月シカゴ連銀全米活動指数:0.88(予想:0.15、1月:0.02←0.12)・米・3月ダラス連銀製造業活動指数:21.4(予想:33.5、2月:37.2)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月26日のNY為替概況