26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円73銭から107円07銭まで上昇し106円95銭で引けた。米国の1月新築住宅販売件数が予想外に減少したことで一時ドル売りが優勢となったが、2月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に2005年以来の高水準に達したためドル売りが後退。株高に連れてリスク選好の円売りも再燃した。

ユーロ・ドルは、1.2327ドルから1.2278ドルまで下落し1.2270ドルて引けた。ドラギECB総裁が議会証言で、依然金融緩和が必要であるとの見解を示したほか、為替動向を綿密に監視すると述べ、ユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、131円31銭へ下落後、131円74銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.4048ドルから1.3928ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9351フランから0.9391フランまで上昇した。



[経済指標]・米・1月新築住宅販売件数:59.3万戸(予想:64.7万戸、12月:64.3万戸←62.5万戸)・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:0.12(予想:0.25、12月:0.14←0.27)・米・2月ダラス連銀製造業活動指数:37.2(予想:30.0、1月:33.4)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月26日のNY為替概況