5日の米国市場ではNYダウが過去最大の下げ幅を記録した。過熱感が警戒されていた米国市場はようやく過熱が冷まされる格好であるが、そのスピードの速さが気掛かりであろう。日経平均は昨日の下落で75日線を割り込んだが、シカゴ先物にサヤ寄せすると26週線を下回ってくる可能性がある。52週線は20720円処に位置しており、21000円割れ水準での押し目狙いといったスタンスであろう。また、幅広い銘柄がギャップ・ダウンからのスタートとなるなか、好業績銘柄への押し目を拾っておきたいところである。足元で決算が評価されていたソニー<6758>等は、押し目買いが入りやすいだろう。その他、指数に振らされ難い、新興市場の好業績銘柄への押し目を拾っておきたいところである。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:決算が評価で押し目買いの動きも