2日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。円の買戻し後はユーロ・ドルの弱含みで、相対的にドル買いに振れた。

ドル・円は、日銀の国債買いオペに伴う円売りでドルは上昇。その後は日経平均株価の下げ幅拡大で円が買い戻されドルは109円20銭台まで下げたが、ユーロ・ドルの弱含みで相対的にドルが買われた。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、目先の日本株安継続の観測から円売りは後退。ただ、ユーロ・ドルは節目の1.25ドル付近で推移し、利益確定売りなどが強まればドル・円は下値の堅い値動きとなろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円28銭から109円69銭、ユーロ・円は136円68銭から137円09銭、ユーロ・ドルは1.2489ドルから1.2516ドルで推移した。


【経済指標】
・日・1月マネタリーベース:前年比+9.7%(12月: +11.2%)
・豪・10-12月期生産者物価指数:前年比+1.7%(7-9月期: +1.6%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、ユーロ・ドルの弱含みで