続落。上昇して始まったが、5日線に上値を抑えられる格好となり、その後は前日の価格水準でのこう着が続く中、一時23600円を下回る場面もみせた。結局はもち合いレンジの下限レベルでの攻防に。ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移が続く中、中心値寄りで推移。パラボリックはSAR値にタッチしたことにより、陰転シグナルを発生させている。一目均衡表では転換線に上値を抑えられる格好から、基準線とのレンジでの推移となった。雲を上放れて推移しているほか、遅行スパンも上方シグナルを継続しており、基調は変わらず。しかし、現在の水準でのこう着が続くと、約2週間後には遅行スパンが下方シグナルを発生させる可能性がある。
週間形状では13週線やパラボリックのSAR値、ボリンジャーバンドの+1σ、一目均衡表の転換線が23300-23000円処に集中している。23500円辺りの心理的な支持線を下回ってくるようだと、週間ベースでの支持線レベルを試す可能性も意識されてきそうだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: パラボリックは陰転シグナルを発生