米アップルが5年で3500億ドルの投資計画を発表し、これが好材料視されている。S&P業種指数では半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器 が大きく上昇しており、日本市場へのインパクトは大きい。足元で設備投資関連への物色が続いていたが、アップルの大規模な投資計画を背景に、より物色が強まることが期待される。その他、中国では10-12月GDPの発表が予定されている。GDPでは李首相が先週、2017年通年で6.9%前後になったもようだと発言している。成長の鈍化が続いていた中国のGDPは、7年ぶりに加速に転じたことになる。世界的な景況感の改善が先高観をより強めてくるかが注目されよう。また、昨日下げが目立っていた仮想通貨関連だが、ビットコインがSQ通過でリバウンドをみせてきており、関連銘柄への買い戻しを誘うだろう。なお、個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、郵船<9101>、スターマイカ<3230>、日本電設<1950>、鳥貴族<3193>、ヨコオ<6800>に注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:郵船、スターマイカに注目