以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月16日11時に執筆

日本では、ついに元号が変更になることが発表された。予定通りに行けば、2019年5月1日から新元号になると言われている。そのような中でビジネスチャンスをつかむ企業もある。そこで今回は、元号関連株の銘柄を紹介したい。

〇今回の元号変更は珍しい
昔は色々あったようですが、元号は皇位の継承があった場合に限り改める(一世一元の制)ものだ。天皇は「終身制」のため、必然的に元号が変更されるときは、天皇が崩御されたときとなる。しかし、今回は天皇が生前退位することになった。その理由は、今上天皇のご年齢だ。
天皇もご高齢となり、職務をこなすのも大きな負担となっている。そこで、天皇の職位を次の世代へ引き次ぐという意味合いも込めて、元号変更が決まったのだ。なお、天皇が退位するのは、1817年以来ということもあり、国内でも大変注目されている。今回の元号変更については、2018年の夏ごろには新元号を発表する予定となっているようだ。

〇元号変更については、会議で衝突し合った
各有識者を集め、政府は会議を何度もしてきたが、憲法や各種法律などに抵触するといった批判もあったため、元号変更の決定までは一筋縄ではいかなかった。また、今回の例が認められると「今後も例外として認められる機会が増えるのでは…?」という懸念もあったようだ。
今回は、天皇陛下の退位を一代限りで認める特例法での対応となった。仮に数十年後に再び生前退位の話がでた時には、再度今回と同じような動きになるものと思われる。。

○元号関連銘柄

<7838>共立印刷
出版物やチラシ、カタログなどの印刷業務を行っている。営業所は「札幌、名古屋、大阪、高松、福岡」と主要都市へ適度に配置がされており、今後も、元号変更による印刷物の依頼が増えて、株価が上昇する可能性があると個人的に注目している。

<6335>東京機械製作所
印刷機械を販売しており、新聞用輪転機をはじめ、たくさんの機械を販売している。現在、平成の元号になっている印刷機を使っている企業は、新元号用に機械を買い替える可能性が高いのではないだろうか。さらに、国内主要都市だけではなく、中国やアメリカにも支社が存在するため、グローバルな展開で活動している企業である点も注目だ。

<6457>グローリー
通貨処理や印刷処理をする機械の販売やメンテナンス事業を行っている。「独立行政法人造幣局、独立行政法人国立印刷局、日本銀行」など、国とのつながりが深い機関と取引を行っており、これらの取引先が無くならない限りは、需要はあるので長期的に持っておきたい銘柄でもあるだろう。

<7916>光村印刷
商業用出版物、新聞などの印刷業務を行っている企業で、関連会社も7つある。どのように印刷すれば、見栄えが良くなるかもアドバイスしてくれるため、取引先からの需要も多いのではないだろうか。

<7914>共同印刷
印刷だけではなく、デザイン、プロモーション、ICカード作成、パッケージの提案など、多岐にわたり事業を行っている。子会社13社と関連会社2社を抱えており、業界大手と言って良いだろう。

〇元号関連銘柄・福ちゃん的まとめ
元号が変われば、印刷設定・デザインも変えなければならないため、需要はありそうだ。ただ、需要は一過性の場合もあるため、銘柄を購入する際は長期か短期か見極めることを忘れずにしてほしい。

このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。

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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家・株大臣福ちゃん:元号関連株を紹介!日本を担う銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】