反発。引き続き日中値幅が80円程度と狭いレンジ取引が続いている。5日線を挟んでのこう着となり、煮詰まり感が台頭している。トレンドの変化はなく、一目均衡表では、引き続き転換線が支持先として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルが継続している。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着ではあるが、+1σが抵抗になりつつある点は注視する必要。+2σは23100円処に位置している。MACDはシグナルとの乖離は小さいものの、横ばい推移で陰転シグナルが継続している。短期的には調整が意識されやすいが、週間形状では下値切り上げのトレンドからの煮詰まり感であり、もち合いを上放れてくる可能性が高い。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが支持線として機能しており、+2σは23760円辺りで推移している。短期的に値幅調整があるようだと、押し目買いの好機になろう。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:短期的には調整が意識されやすいが、押し目買いの好機に