反落。引き続き日中値幅が80円弱と狭いレンジ内での推移が続いており、5日線を挟んでのこう着となった。ボリンジャーバンドでは+1σを挟んでのこう着が続いており、トレンドに変化はない。バンドは緩やかに上昇しているが、ほぼ横ばい推移となっており、トレンドが出難い状況でもある。一目均衡表では、引き続き転換線が支持先として機能しているほか、遅行スパンは上方シグナルが継続している。MACDはシグナルとの乖離は小さいものの、横ばい推移で陰転シグナルが継続している。週間形状ではこう着ながらも、もち合いレンジの上限で推移している形状であり、13週線を支持線とした下値切り上げのトレンドは継続。週足のボリンジャーバンドでは、+1σが支持線として機能しており、バンドが拡大する中で、+2σは23760円辺りまで上昇。トレンドが出るとすれば、もち合いレンジを上放れる格好だろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:トレンドが出るとすればレンジ上放れを意識