19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円65銭から113円08銭まで上昇し、112円88銭で引けた。米11月住宅着工件数が1年ぶりの高水準に達したことや、米下院が税制改革法案を可決し、年内成立に向けて前進したことを背景に米国債利回りが上昇。金利先高感を受けたドル買いが強まった。ただ、米下院は上院ルールの問題を解決するために20日に改革法案を再度採決する必要がある。

ユーロ・ドルは、1.1805ドルから1.1849ドルまで上昇し、1.1840ドルで引けた。ユーロ・クロス絡みの買いが目立った。ユーロ・円は、133円17銭から133円92銭まで上昇した。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.3331ドルまで下落後、1.3390ドルまで反発した。ドル・スイスは、0.9844フランから0.9879フランまで上昇した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利上昇でドル・円は一時113円08銭